なななのゆるゆる翻訳

自分が翻訳したいと思った歌詞・本だけをゆるく訳してます。

死にたいけどトッポッキは食べたい 付録:憂鬱の純機能【愛の問題】

 考えてみると多くの問題を愛で決定した。理性的に損得に左右されず今の私の気持ちが向かうままに選択した。理性の問題が介入したのは学校と会社だけだった。しかし最初の理由だった自尊心とお金のすぐ後ろには夢と文章があった。人生で2番目に重要なことを選択するのも簡単ではない世界だ。

 私が愛した人たちも同じだ。私は彼らのまなざし、情熱、愛に向かって飛び込む勇気とともに愛した。ただの一度もこの程度なら大丈夫だろう、と考え半分だけ満たした感情で相手を愛したことはない。受動的だったとしても全力を尽くしてともに分け合った。私にきちんと計画して整理された未来が描かれなかったのもこのような傾向のせいではないだろうか。

 気持ちが動く人に会って、気持ちが動くとき文章を書いて、彼に合う音楽を聴いたり映画を見て、いつも愛の力で動く人でありたい。人生の無数の余白に理性的な力がやたらに割り込むなら、私が持っている輝く力と余裕さえも失うように思う。そのため理性的に貧しくても感性的に輝く輝く人でありたい。私と似た人と一緒に手をつないで進んでいきたい。理性的なことと感性的なことに優位を問うことはできないが、明らかに質感は異なる。私は愛と感性に満たされた質感をより細密に感じて楽しむ。