なななのゆるゆる翻訳

自分が翻訳したいと思った歌詞・本だけをゆるく訳してます。

死にたいけどトッポッキは食べたい 11週目

私がきれいに見えないです。

 

先生:お元気でしたか?

私:はい、大丈夫ではありましたが、ちょっと事件がありました。どういうわけか私が管理していた会社のインスタグラムをほかのチームで管理することになったんですが、アカウントに上がってきた写真を見て突然気分が鬱屈しました。その方が私より仕事ができるようで、私がいなくても会社はちゃんと回って、会社での私の居場所が消えていくと思うと委縮しました。私が競争心の恐怖が大きいようです。

先生:それが競争でしょうか?

私:競争ではないですか?

先生:社会の構成員から脱落するような気分?

私:はい。私の居場所を失うような不安感です。

先生:それは自分の視線というだけじゃないですか。他の人の餅がより大きく見えるように、本人が上手なことをとても当然のことのように考えているのではありませんか?認めてあげないのでしょう。

私:はい。認めず毎日反省ばかりします。本を読むときも私の不足して無知だった部分に気づいて自責するようになってつらくなります。

先生:認める部分はなかったですか?

私:(少し長く考えた)

先生:もしくは自責せずスルーした部分は?

私:お金で優劣をつけることです。そしてレズビアンの娘を持つ母の視線で書いた本を読みましたが、母は娘が同性愛者であることが世界が崩れるほどものすごいことであり非正常的なことなんです。誰かは母の気持ちに共感するだろうけど、私は娘が非正常的だと思わないためそんなに自責感を感じずにスルー出来ました。

先生:社会的弱者を暖かい視線で見つめていますね。自信を弱者として見ているからではないでしょうか?

私:私は暖かい視線ではなくてですね…。

先生:自分の立場のように見ているのでしょう。

私:少数者として見ているだけです。

先生:はい。しかし自分自身をある枠の中に合わせて、その枠から抜け出したらまるで非正常になるような圧迫感が大きいようです。

私:はい。そして副作用が続いているようです。

先生:どんなふうにですか?

私:昨日の夜に薬を飲んで眠って夜明けに目が覚めたんですよ?でも心臓が跳ねて焦りながら(涙があふれた)突然こんな風に涙が出ます。そして私の検査結果がフェイキングバッド(実際の状態より自分をかなり悪く感じる状態)だったじゃないですか。なので「私は今オーバーになってるんだ、そんなにしんどくないのに大騒ぎしてるんだ」こんな風に自責し始めました。でもそれが悔しくて私の状態が深刻だと証明したかったです。それ以降常備薬と睡眠剤を飲んだらすぐに倒れました。

先生:フェイキングバッドはおっしゃられたことと少し違います。仕事で比べるなら、実際は本当に必要な人なのに本人は「私なんていなくてもいい」と考えるパターンです。つらいという気持ちに心酔して精神を支配されるようになります。

私:どのくらい長くかかるかわからないです。とても至難の業のようです。違う風に考えることに成功したときはうれしいけど、自責した時間が長かったのでうまくいきません。

先生:自分がやらなかったことをやってみるといいでしょう。憂鬱や虚無感から抜け出す自分だけの方法があまり効率的ではないように見えます。もう少し過激な方法を使ってみるといいでしょう。

私:逸脱することですか?

先生:はい。逸脱したときぶつかる最悪の状況はなんですか?

私:仕事を辞めることです。

先生:そうなんですね。

私:そうです。それで終わりなのに。そして夏に比べて5キログラムも太りました。

先生:そうですか?そのように見えませんか?なにか理由がありましたか?

私:ただおいしいものをたくさん食べてお酒もたくさん飲んだので。

先生:その前もお酒をたくさん飲んだじゃないですか。

私:そうです。人々が私を見つめると太ったからのようで、デブだと思われるようです。

先生:本人が鏡を見てそう思ったのですか?

私:はい。とてもデブです。デブでも幸せになりたいのにそれがうまくいきません。

先生:今の状態でデブでも幸せになるでしょうか?

私:人々が私をあざ笑って低く評価するようです。

先生:豚でも幸せになりたいとおっしゃりますが、実際にぽっちゃりした人を低く評価するわけではないじゃないですか。

私:いいえ、低く評価します。

先生:自己管理できない人としてですか?

私:ただきれいに見えません。だから太った男も嫌いです。

先生:薬の影響もあるのではないかと思います。太る薬ではないですが、おいしく感じさせるんです。

私:後で薬をやめる方向になさるのでしょうか?

先生:場合によりますが、本人の意思が一番重要です。

私:薬を飲まなければ苦しいです。憂鬱にならないのはいいことです。しかし薬を飲む前の憂鬱と薬を飲んだ後の副作用を交換した感じです。

先生:副作用はみな調節しなければならない部分です。

私:それならどうにかしてください!

先生:調節しないと。不便だとだめですから。ただ、今生きるのが辛いじゃないですか?床まで崩れるその気分です。今は「それでもこれがあるから助けになるだろう」程度の気持ちを持っていればいいのです。

私:はい。頭痛は何故突然現れたのでしょうか?

先生:薬のせいで頭痛が起こることもあります。

私:そして私が「侮蔑感」という本を読んで感じたことなんですけど。私は侮蔑感をよく感じて、ほかの人にもそうさせるようです。私が以前ゲストハウスに泊ったんです。初日に部屋を一緒に使った友達はすごくよかったのに、二日目に会った人は妙に私を格下の人間のように見るような気分になったんです。気分が悪くなりました。その本を通して感じたのが、私が自尊心が低いから相手の態度を否定的に判断するんです。その人は疲れていてそうしたのかもしれないのに私は「私を無視するんだ」と判断するんです。その事実を認知したことに意味がありました。

先生:すべての原因を自分から探さないといいでしょう。ただ運が悪かったと言ってもいいんです。お姉さんとは最近どうですか?

私:あ、お姉ちゃんが変わったようです。以前は私を格下の人間のようにしていたなら今は同等な人格体として接してくれる感じがします。お姉ちゃんが私にきれいなワンピースも買うように言って、相談をしたりもします。

先生:そんなお姉さんにどう感じますか?

私:お姉ちゃんのことは考えません。昔はほとんどの原因をお姉ちゃんに転換して鬱憤を晴らしましたが、最近はそうしません。

先生:自分を低くしながら相手を上げているようです。会社の同僚と比較すること、自分が持てなかったことばかり見ているのでしょう。彼らを褒めながら自分を自責して。

私:でも私二重人格なので人のことを心の中で無視します。

先生:はい。そうしてください。こんな風に考えたらだめ、こうしないで。