なななのゆるゆる翻訳

自分が翻訳したいと思った歌詞・本だけをゆるく訳してます。

死にたいけどトッポッキは食べたい【自由な死】

「”私はそれほどつらくないのに大騒ぎしてるんだ”

このように自責し始めました。しかしそれがとても悔しくて自分の状態が深刻だということを証明したかったです。」

 

ホン・スンヒ作家の自殺日記の中の自由な死に対する文を読んだ。閉経ではなく緩硬に単語を変えることのように自殺を自由な死に変えて話す姿が印象的だった。単語が込められた意味、語感、印象がとても否定的な単語がたくさんあるだろう。中絶、閉経、自殺等々。

自身の死を自身が選択することは人生を放棄するのではなく一つの選択肢になることもある。もちろん残された者の悲しみは名伏しがたいだろうが、人生が死より苦痛ならば喜んでその人生を終わらせる自由も尊重してあげるべきではないだろうか。私たちには哀悼がとても不足している。死んだ者に対する村長も、自由な死を選択した彼らを罪人として追い込む人々、失敗したり諦めた落伍者と考える人々。本当に最後まで生き抜くことが勝利だろうか?まず人生に勝ち負けがどこにあるだろうか。

会社を辞めることに決めた。よくなったり悪くなったりまたよくなったりが人生だから、そうしてると悪くなるのもまた人生だから耐えてみないと。