なななのゆるゆる翻訳

自分が翻訳したいと思った歌詞・本だけをゆるく訳してます。

死にたいけどトッポッキは食べたい【ハリネズミのジレンマ】

「極と極はかえって通じるといえるでしょう。とてもプライドが高く見える人がかえって自尊心が低いです。自信がないからほかの人が自分を仰ぐようにしようとするのでしょう。」

 

互いの親密感を望みながらも、同時に適当な距離を置きたいとする欲求が共存する矛盾的な心理感情を「ハリネズミのジレンマ」という。私はいつも一人でいたがりながら、一人でいるのが嫌だった。依存性向が強いためだという。誰かに依存するときは安定感を感じるが不満が溜まり、抜け出すと自律性を獲得するが不安感と空虚さが溜まる状態。毎回相手にひどく頼りながらも相手をむやみに対応した。私に多くのものをくれるほどうっとおしく退屈に思った。そしてこんな私をまた嫌いになった。しかし私が合っていると言ってくれる人とだけいると甘えん坊になる。その安全な垣の中で少しずつより怖がりになるということがわかる。だから会社を辞めることができないかもしれない。私が今まで生きてきた方法でもある。そのように生きるのがいい悪いの問題ではなく、何が私の人生を健康にしてくれるのかが問題だ。頭では正解を知っているが行動はいつも難しい。私は自分に必要以上に過酷で、だから慰めが必要で、私の味方が必要だ。